下通商店街再開発事業ブログ

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下通アーケード改修委員会、実行委員長の高柳です。

今回下通商店街では、老朽化によるアーケード改修工事と、それに伴う
様々な活性化事業について、二番街、三番街、四番街の３つの商店街
振興組合が一体となって下通アーケード改修委員会を設立。私が実行
委員長となり、共同にて事業計画を立案することとなりました。

現在設置しているアーケードは無利子の高度化資金を利用したものの、その
費用に関しては全額を各商店街振興組合の組合員が、その間口に応じた
アーケード設置費用を負担することで返済しました。

しかし、現在の経済状況ではもはや同じような費用負担を組合員に求める
わけにはまいりません。そこで、いくつかある補助金の中でも補助率が
3分の2と最も高い、経済産業省の戦略的中心市街地商業等活性化支援
事業費補助金を活用することに決定し、数年間の準備段階を経て、無事に
『平成２０年度戦略的中心市街地中小商業等活性化支援事業費補助金』
が２００８年の３月末に採択となりました。
注：3分の2の補助率となるのは商工会議所、商工会、商店街振興組合等が
行うものに限られ、民間企業では2分の1が上限となります。

http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/080328senryaku_1kekka.htm


事業名は『下通ステージ・コミュニティ化事業』。
単年度の戦略補助事業としては過去最高額の事業とのこと。
特にアーケードが絡むと採用されにくいと言われていただけに、無事採択になり
これで頭を丸めずに済んだと、ほっと一安心しております。
この事業は大きく分けてハードとソフトの２種類の事業に分類することができます。


ハード事業について。

●下通アーケードの紅蘭亭から新市街の入り口までの二番街から四番街までの区間、
　アーケード改修（骨組みを再利用しての全面改修）と路面舗装整備
●太陽光発電設備や夏場の体感温度を下げるドライミスト設備、防犯カメラ設備、
　休憩や交流、情報発信機能を持たせたストリートファニチャーの設置など


ソフト事業について。

●交通券事業…来街者の交通費を一部助成し、公共交通機関の利用促進することで環境にも考慮
●逸店逸人事業…アーケード組合員個店の魅力創造プログラム。独自サービスや他店で
　真似のできないもの、特技や技能、資格を持ったスタッフの紹介、下通ホームページやブログ
　を通じた情報発信など
●地域環境整備事業…５月３０日、ゴミゼロの日にスタートした下通青年部『チームパラダイス』
　による、周辺自治体への事業協力、奉仕活動、ゴミ拾い清掃活動や駐輪見廻りなど
●福祉・子育て事業…車いすやベビーカーの無料貸出、購入客への提携託児所の割引チケット配布、
　オムツ交換台の設置など
●ストリートファニチャー事業…アーケード内に設置するストリートファニチャーを活用した、休憩や交流、
　情報発信機能を盛り込んだ事業



今後、下通りは大きく生まれ変わることになります。
ぜひ下通商店街の今後にも注目してくださいね。
よろしくお願いいたします。